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●過剰反応
マスコミへの圧力再び?と思わせる出来事だった。自民党が6月6日、テレビ朝日が報道番組「報道ステーション」で後期高齢者医療制度に関して「無関係な映像を使い国民に誤解を与え、自民党役員の名誉を毀損した」として抗議し、訂正放送と謝罪を求める通知を出した。また、テレビ朝日に無期限で党役員会と役員連絡会の冒頭撮影を拒否する方針も伝えた。
自民党が問題視しているのは4日夜放送の後期高齢者医療制度に関する報道。3日の役員連絡会で党役員が沖縄の夏服「かりゆしウエア」を着て和やかなムードに包まれている様子をVTRで流した上で、古舘伊知郎キャスターが「よく笑っていられますねえ」とコメントしたという。自民党側は「後期高齢者医療制度を話題にして笑っていたわけではないことはテレビ朝日側も承知していたはずだ」としている。
過剰反応である。マスコミは政府を批判するのが仕事なのだ。テレビ朝日はもっと頑張れといいたい。大体自民党がこういう圧力をふりかざす時は、国民に知られたくないことがある時である。さしずめ「年金問題を深追いするな」「米軍への思いやり予算をつつくな」「海外への資金援助を追うな」「自民党のイメージダウンになるような報道はできるだけ抑えろ」ということだろう。マスコミ統制は暗黒時代のはじまりでもある。
●無策の意味
ガソリン高騰。これにともなう食糧など未曾有の値上がりが問題になっている。そのわりには世界中が意外に冷静だ。原因といわれる投機マネーの中心は、アメリカではないのか。サブプライムローン崩壊が発端の経済危機というが、それも信用できない。もともとアメリカは世界中にドルを垂れ流して、その発行数さえつかめていない。
アメリカ大統領候補のジョン・マケイン(共和党)が「当選したら電気自動車用の電池を開発した人に3億ドル(約330億円)の賞金を出すという。アメリカでもガソリン高騰で電気自動車開発が急がれている。というニュースもそらぞらしい。日本では三菱自動車が来年、本格的な電気自動車を発売する。車は全部買い替える時代がくる。 |