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世の中、分からぬことばかりだ。
その@大学入学式に父母出席 これは「過保護なのか」論争
2008年4月11日に行われた東京大学の入学式には3100人の新入生と、父母ら5300人が出席した。祝辞を述べた特別栄誉教授の安藤忠雄氏が「親は子を切り離し、子は親を切り離せ」と訴えた。
エッ、幼稚園の入園式?と思わす、祝辞内容(?)だ。これが最高学府「東京大学」入学式での祝辞なのだ。しかも翌日の新聞・テレビで取り上げられ、過保護だ、いや違うとかまびすしく是非が論じられた。
テレビ・ワイドショーのコメンテイターは一様に「親離れできない子・子離れできない親が歪んだ社会を作る」と冷笑を浮かべて日本の将来を憂う。
そのA成人した子供が犯した大罪を詫びる親の姿
その約2ヵ月後、25歳になった息子が犯した事件を謝罪する両親の姿が報道された。もちろん、通り魔によって命を落とした被害者の方には何ら落ち度はなく突然の無念の死に対して、ただただご冥福を祈りたい。遺族の方々の悲しみにも胸中を察して余りあるものがある。
この事件を知った時、親の顔が見たいと思った。その親が謝罪をして泣き崩れる姿を見て、少々溜飲が下がったのも事実だ。
だけど、釈然としないものが残っている。結局、日本の社会は親と子供の関係を断ち切っていない。子供の不祥事を親が謝罪し、親の不祥事を子供が弁明する。だのに大学の入学式に出席した程度で「過保護だ」と問題になる。
こうした理解できない猟奇的な事件が増えてきて、幾つになっても親の監督責任を問われる社会では、育児に自信が持てなくて、結果どんどん出生率が落ちていくのではないか心配だ。 |