
出て来て欲しい!ヒーロー!! |
福田内閣の支持率が日に日に下落している。しかし国民の意思など関係ない。衆議院は自民が多数を占める。やりたい放題もいまのうちか。
それにしても首相の発言が軽くなった。国民は、それを冷笑しながら認めてしまう。その傾向は、なぜか人気のあった小泉純一郎首相あたりから定着してきたように思う。「自衛隊のいるところが非戦闘地域」「公約違反は大した問題ではない」に批判はあったが、郵政民営化選挙の大勝利で批判の声は吹き飛んだ。いまごろ高齢者を怒らせている後期高齢者医療制度や終末期医療は、多数席を得た当時の与党の強行採決で成立している法律だ。
次いで驚いたのが安倍晋三首相。所信表明では何とスローガンが「美しい日本」である。そして年金問題では「来年の3月までに最後のお一人まで解決します」と繰り返した。参議院議員選挙では自民党は大敗する。安倍首相は一か月以上の政治空白をつくり、国会を開会したとたん辞職した。何だこれは!
次いで登場したのが福田康夫首相である。「国民本位」「国民生活に誠実」をポスターにした。ところが4月10日の党首討論で小沢一郎(民主党)代表に「かわいそうなくらい苦労しているんですよ」「権力の乱用っていうんです」と訴えている姿をテレビで見た。誰が誰のことを言っているのか、一瞬わからなかった。首相が国会で自分のことを「かわいそうになるくらい苦労」していると幼児的表現をしているではないか。
そもそも最高権力者がこんな泣き言を公然と発言するのは、考えられないことである。あほらしくて説明もする気がしない。
さらに4月12日の新宿御苑では「物価上昇しょうがない」と発言、相次ぐ値上げに青ざめる国民を逆撫でした。故小渕元首相なら「景気対策」をぶち上げたに違いない。これは職務放棄である。
同じような発言では4月27日の、山口県2区における衆議院議員補欠選挙の最中にもあった。街頭演説で「後期高齢者の負担は少しくらいしょうがない」とぶっていた。天引き、自己負担増の制度に高齢者がいかに激怒しているか、まるで感じていなかった。高齢者の多くは「収入がない」のだ。
テレビで、その演説画面を見て「ああ、選挙は自民の負けだな。これは応援でなく、自民党を負けにしてくださいといっているようなものだ」と思っていたら、やはり民主に負けた。福田首相は精神鑑定が望ましい。もう誰でもいい。ふつうの良識と判断力のある人物に、首相を交代してもらいたい。
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