中高年・シニアの徒然なるままに思うこと

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こちら政経外科 -3 「村の魂」

 By  ドクトル・ソロ さん


矢祭町に学べ 明るい話と、暗い話。

●議員日当制で議会経費は3分の1に。
福島県東白川郡矢祭町は、2008年3月31日から町議会議員の報酬を日当制にすると発表して全国の注目をあつめている。これまでの月20万8千円を廃止し、ボーナスも廃止した。議員の日当は議会に1回出席するごとに出る。試算では議会の人件費が従来の3分の1に減るという。
 
矢祭町は人口6、740人。前町長の根本良一さん(6期24年)が「合併しない宣言」して話題になった。住民基本台帳ネットワークにも接続していない。収入役を廃止するなど徹底したムダをなくし、庁舎の清掃は町長、助役、教育長、トイレ清掃は管理職が行なっている。役所は年中無休。出張所は役場職員の自宅。町民はそこで届出や納付もできる。

全国に蔵書の寄贈を募り約43万5千冊が集まった「矢祭もったいない図書館」は古い体育館を改修した。削減だけでなく、住民サービスは格段に向上。大規模で破格な条件で企業や住宅を誘致している。介護保険料は福島県一安い。

 
●老人医療費無料の沢内村が消えた
岩手県和賀郡にあった沢内村は「生命尊重は政治の基本だ」と日本最初の老人医療費無料を実施。地域医療のモデルとして注目されていたが、2005年11月に隣の湯田町と合併して西和賀町となり廃止されることになった。

沢内村は1960年、当時の村長が65歳以上の老人医療費無料化に踏み切り、61年には対象を60歳に引き下げ、全国で唯一、老人医療費無料制度を維持していた。2007年度の厚生労働白書では、老人医療無料化の歴史で、マスコミでも報じられていた先駆の沢内村は紹介されず、厚生労働省と舛添要一大臣に、沢内村が抗議していた。

●矢祭町は、いつまで進歩的な改革村を続けることができるのだろう。沢内村の復活を望む声は、出るのだろうか。
 
二つの村の今後に注目したい。私達日本人の良識が試されているからだ。






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