中高年・シニアの徒然なるままに思うこと

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清水に魚棲まず

 By  枯山水  さん


横峰パパ
安倍改造内閣が発足した。先の参議院選挙で歴史的大敗をした安倍首相にとっては背水の陣だろう。

ところで大臣を選出する際に重要な基準となったのが政治資金問題の有無を調べる「身体検査」だったと新聞各紙が報道している。もちろん「クリーンさ」は大臣のみならず国会議員すべてに求めらるものである。

と言いつつ、胸のうちに少しのわだかまりが残る。私たち国民が国会議員に求めているのは果たして「クリーンさ」なのだろうか?思うに、求めているのは問題解決する「政治的能力」ではないだろうか?

理想は政治的能力と潔癖さを併せ持った国会議員であるが、それって完全無欠な想像上の架空人物。神様に近い。

大臣が私生活で妾を何人も囲っていても(女性大臣ならばツバメが何人いようとも)、庶民のために汗かいて仕事をしてくれれば良いこと。賄賂だって悪いことだけど、お金の流通を考えれば一長一短。がんじがらめの清い社会はとかく住み難いこともある。

我々は少々潔癖症になったのではないでしょうか?バクテリアは害だと一切のバクテリアを駆除しようとしているような気がする。人の手が掴んだ電車のつり革は黴菌だらけでキレイではないが、さりとて触ったところで即病気になるほどでもない。

参議院選挙で民主党より立候補し見事当選した横峰パパが、賭けゴルフの疑いと女性スキャンダルで自宅謹慎を食らっている。娘をプロゴルファーに育てたというだけで何故当選できるのか分からないが、賭けゴルフが国会議員に不適切と処分される。この調子で突き詰めていくと「駐車違反」でも法律違反だから自宅謹慎されるのでは?

ゴルフや麻雀をする人で賭けた事が一切ないと断言できる人は少ない。額が問題かも知れないが、それは50歩100歩。法の精神から言えば金額の多寡は関係ない。1打100円は許されて1打1万円が罰せられるのは逆に不公平だ。

素晴らしい演技を見せてくれる「芸人」はそのパフォーマンスが命。私生活が乱れていたって芸のコヤシ。落語の高座でお客さんを笑わせてくれれば、酒飲んだくれて奥さんを泣かしても許される。子供は勉強できなければ「落伍者」。昔は勉強できなくても運動に秀でていればヒーローなのだ。

一様均一な基準が一人歩きをしている。今の社会に「遊び」が必要だ。






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