中高年・シニアの徒然なるままに思うこと

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変われば変わるものだ -7
 By  スイーツ  さん


ダンヒルライター


<ライター>
ほんの30年前、煙草を吸う男にとって、ライターは貴重な小道具であった。その中でも「ダンヒル」は垂涎の的。蓋を開けるときの軽いタッチと乾いた音。回転部分を親指で回すとシュッポと火が点く。顔を少し斜めに傾け、眉をひそめて煙草に火をつける。

その瞬間、恐らくアラン・ドロンになりきっていたと思う。煙を肺一杯に吸い込んで、口からフーッと吐き出す。カッコいいだろうと言わんばかりに顎を少し上に向ける。

それがそれが今では、十人中十人が百円ライターだ。親指でパチンと安物っぽい赤色のプラスチック板を押して火を点け、唇を尖らして屈みこむようにして煙草をライターに近づける。

どうして何故に、男たちは贅沢品から遠ざかったのだろうか?毛色の変わった男どもは、太い金のネックレス及びブレスレットを身に着け、ガチャガチャ音を立てて他を圧倒したものだ。そんな輩を最近は見ない。

今時の男たちはセッセとエステに通って眉毛を線のように細めて爪を磨き美顔を保つ。「昭和」の男は既に絶滅種なり。







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