中高年・シニアの徒然なるままに思うこと

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変われば変わるものだ -3

 By  スイーツ  さん


腕時計
中学校入学時のプレゼントは腕時計と万年筆が定番だった。ピカピカの学生服の袖からチラリと見える腕時計。何度も何度も腕を曲げて時計を見たものだ。残念ながら時計の文字盤には「17石」の表示。24石が欲しかったのだ。胸のポケットには万年筆が燦然と輝いていて収まっていた。親戚の叔母さんは分厚い英和辞典を贈ってくれた。パラパラ捲った時の紙の匂いはまだ記憶に残っている。

それがそれが50年ほど経った今はどうだ。時計なんて小学低学年から腕に嵌めている。「時間なんて携帯電話で見るから腕時計は邪魔」と嘯く餓鬼がいる。万年筆に到っては、今時の子にインクで文字を書く習慣がない。だから無用の長物というより忘れ去られているというか、端から存在しない。辞書に関しては一々字引を引くなど時間の無駄。まして重い辞書を持ち歩くなど思いも付かない。電子辞書という強い味方がいる。(電子辞書については完全に脱帽、すごく便利だ。英和辞典・和英辞典・文語辞典・国語辞典・漢和辞典を適宜我々は持ち歩いたのだ!)

今年の春、親戚の子が中学入学するので「お祝いに何が欲しい?」と聞いたら、すかさず「ゲームのソフト」。期待と不安が入り混じったピカピカの1年生は「西表山猫」的存在になりつつある。物が豊富にあることは結局マイナスではないだろうか。






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