中高年・シニアの徒然なるままに思うこと

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朝に歩けば(6) ああメタボリック・シンドローム
By  ブルートントン


雨風イメージ 寒い日も、暑い日も、晴れの日も、雨の日も、毎朝歩き続けて100日をすぎた。体重は13キロ減量した。ガラス張りの建物の前を通ると、中肉中背のオッサンがサングラスをかけてニヤニヤしている。これが自分なのかと目を疑うほど人相や体型が変わってきた。妻は「あまり変わると病気になるよ。また私に心配させないようにしてね」という。時折、手足に激痛が走る。手足がしびれる。肩が痛い。などと泣き言をくりかえすと、「歩くようになってから、いろいろ出てきたね」と警戒感をみせた。

「違う。違う。運動不足のままだったら、体は石のように固まって寝たきり老人になっている。こうして歩いているから、まだ体が動かせる。あちこち痛いのは、動くから出てきた持病だ」と私は答えた。本当のことである。被爆の後遺症があるかも知れないのだ。
 
100日をすぎると朝歩きが生活の一部になっている。もし1日でも休んだら、さぞ後悔するに違いない。健康法の美学といってよい。他人からみれば単純な習慣も、当人にしてみれば次第に奥行きが深くなってくるのだ。ともかく美学とするなら形が必要だろう。
 
最初の1週間は、コースをどうしようかと考えた。毎日同じでは飽きるかも知れない。しかし毎日コースを変えていると、所要時間が一定しないことに気が付いた。ちょっと脇道を歩くだけで、とんでもない方向に行ってしまうことがある。しばらく同じコースを歩こう。そのほうがラクである。それなりの楽しみ方があろう。第一、妻の要望である「出発時間と帰着時間を決める」ことが出来る。万歩計で1日2万歩は超えておきたいからどうしても往復3時間以上はかかる。これだけのコースになると途中でちょっと油断したり道草を食ったりすると、すぐ所要時間が狂ってくるのだ。
 
じつは妻との協定で「朝9時までに帰る」と決めている。朝5時20分起床。5時30分出発である。妻は私の起床時間の前には起きて身なりの仕度を手伝ってくれる。テーブルの上にレモン入りの水コップ。黒糖ドロップ3個が用意されている。水を二口飲んで、ドロップをポケットに入れる。歩く途中でドリンクなど飲料水を飲まないことにしているからだ。その代わりドロップを口にする。ただし歩き始めて1時間半後からである。

途中で休憩しないで歩き続けた場合、3時間15分後に帰着する。ただし少しでも体調が悪いと10分はずれてくる。従って自宅には午前8時50分前後に帰着という毎日である。コースは同じだから、途中で速度の調整はできる。しかし、あまり形式にこだわらず、15分前後の違いは気にしない。それでも朝食の仕度に影響がないよう帰着6分前に携帯電話をかける。すると入り口のドアが開けてあり下駄箱の前に妻がいる。靴を脱ぎ、靴下を脱ぐ。シャツを着替えて体重を計る。体重計は食卓テーブルの横にいつも置いてある。

毎日計っても、それほど数字に変化はない。しかし。それからの食事の後になると必ず1キロ前後増えている。なぜなら食事しながら水、茶など水分をコップ3,4杯分くらいは摂るからである。食事は普通にしている。それから1時間前後はベッドで大の字になる。この短い時間で熟睡することがある。しかもこの時間で疲れが取れるので「まだ若いぞ」と思うことにしている。

続く






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