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じつは○○歩こう会をつくり地域の人々に呼びかけて参加者をあつめていたことがある。そのころ地域情報誌に毎月1ページを使い「歩こう会雑記帳」を書いている。削除や加筆をしてご紹介したい。(N誌/平成11年10月号より)
@歩こう会はじめました。
平成11年9月19日の日曜日。朝5時に起きて身支度をしました。外を見ると、くもり空。まだ暗いけれど、もうすぐ明るくなります。5時15分。運動靴をはいて外へでました。昼間の暑さがウソのようにひんやりした冷たい空気が頬にあたります。いつものように歩いてM駅までの約17分、駅交番の前に立ったのが5時35分。
N主催初の歩こう会。果たして何人の人が来るだろうか。初対面の人達は私がわかるだろうか。ミニ看板でもつくればよかったのではないか。やはり腕章が必要ではなかったか。などと考えていると、5時40分、いま流行のリュックを背負った半ズボンの40歳くらいの女性が目の前をゆっくり歩いていました。「歩こう会参加の方ではありませんか」と、声をかけると、ぱっと表情が明るくなって近づいてきました。
5分後に1人、2人、2人、1人と現れました。2,3人で集まっていると一目で会の参加者であることがわかります。知人は多いけれど、強引に義理で参加してもらうことはやめていました。この情報誌の記事や広告を見て、自発的に参加してくれる新しい仲間が欲しかったのです。しかし何の人間関係もない他人が「歩く」というだけで一緒に行動してくれるだろうかという疑問はありました。当初は「まず一人でやる」と決心していました。その姿をみれば一人や二人の参加者がいるかも知れません。まず何人かの知人に電話すると「行けたら、行きます」という人が3人いました。しかし実施日の前日までは伝え聞いた人達から5名の参加申し込みがありました。
当日。60歳前後の男子3名、40歳前後の女性5名、計8名がそろいました。M駅北口と正確な場所ではなかったため、場所を少し変え「次回から、この場所にしましょう」とミニ公園の前に移動しました。まず簡単に挨拶して、一人一人自己紹介。初対面ですが、いずれも歩くことに意欲を持つ人ばかりです。男女3名がリュックを背負っています。このまま山登りできそうでした。
1か月メモできる名刺大の歩行記録カードを一人一人に配りました。裏には会の日程、健康づくりの基本的心得をプリントしています。参加者には「朝食抜き」と通知してありますので、小さなキャンディを2個ずつ配りました。「キャンディで1日生きのびたという例もあるんですよ」と笑わせます。新しい仲間は新鮮です。ここで軽く準備体操する予定でしたが、小雨が降りはじめました。私は「小雨ですが、決行します」と宣言しました。天気予報はみんな知っていました。携帯の傘を用意していました。
続く |