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パソコンの起動が遅いのですが・・・(2)
パソコンはどんなときでも(もちろん起動時も)ハードディスクからプログラムを立ち上げ、ハードディスクからデータを引き出して計算処理します。ハードディスクの処理能力を上げることも重要です。

1.ハードディスクの性能はあまり関係ありません。
ハードディスクにも一応性能はあります。回転数が速ければ速いほどデータを高速処理できたりもするのですが、映像編集・音楽編集ソフトなどの非常に容量を必要とするソフトでもない限り、全くと言っていいほど変わりません。
一応、主要な性能をあげておきますと、
@回転数・・・5400rpm(普通)→7200rpm(映像処理などに耐えうる)
A放熱・・・機種によって違うが、起動時は温まってないはずなので関係なし。しかも各社工夫しているので大差なし。
B転送ディバイス・・・内臓は関係なし。外付けはケーブルの種類によって違う。

では、ハードディスクの何が処理能力に関係あるかといいますと、『メンテナンス』です。
1.ハードディスクの状況を知っておきましょう。
スタートメニューの「マイコンピュータ」から「開く」を選択すると左のような画面が出ます。違った表示で出る方は、「表示」メニューの「詳細」を選べば左のような画面になります。

このうち「ローカルディスク」がハードディスクです。
自由に名前を変更できるので、共同でパソコンを使用している方は名前が変わっているかもしれません。

右側に「合計サイズ」と「空き領域」が表示されています。

ここでまず知っておいてほしい事は、ハードディスクは「プログラムが入っている場所」であり、「データの保管庫」でもあるということです。

プログラムは一度インストールすると殆ど書き換えることはありませんが、データは頻繁に書きかえられます。
また、プログラムは変に場所を移動したりすると動かなくなることがありますので注意が必要です。

余談ですが、私は左図のようにCドライブ・・・プログラム類、Dドライブ・・・データ類、と完全に分類して使い分けています。

2.ハードディスクの断片化とは?
ハードディスクはデータを「書いては消し・・・また書いてはまた消し」のくり返しです。これをくり返していくうちにデータの断片化が生じます。簡単に説明しますと、

ハードディスクに、まずデータAが書き込またとします。その後、
データB、データCと順番に書き込まれ多のち、データBが削除されたとすると、
このように歯抜けの状態になります。そこに容量の大きなDファイルが書きこまれると、
ファイルが分割して書きこまれてしまいます。これが断片化です。
場合によっては一つのファイルが何百にも断片化したりします。

断片化しているファイルを探したり、処理するには数が多い分それだけ時間がかかります。
この断片化を無くすことにより、処理速度がアップします。
3.ハードディスクの断片化解消ツール(ディスク・デフラグ)を起動する。
ウィンドウズには標準でハードディスク断片化解消ツールが入っています。
「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスク デフラグ」
で起動します。(下図)

4.まずは断片化状況を分析。
起動すると左のような画面が出ます。
断片化を解消したいボリュームを選択(選択すると青色で反転)し、「分析」ボタンを押します。

5.中段に断片化の状況が出ます
赤いラインが断片化したファイルです。

「このボリュームを最適化して下さい」と出たら、「最適化」を押して開始します。
最適化とは、断片化を解消することです。

「最適化する必要がありません」と出ても、時間があるようでしたら最適化すると良いでしょう。

ファイル数、容量の分だけ時間がかかりますので、寝る前など長時間パソコンを使わなくていいときに開始すると良いです。←もちろん電源は入れっぱなしになりますが・・・

補足:ハードディスクのメンテナンスツールは他に、「ディスククリーンアップ」というものがあります。しかしこれは使用していないファイルをただ圧縮してハードディスクの容量を大きくするだけで、あまり意味はありません。
使用していないファイルは削除、若しくはCD−Rなどに焼いて、パソコン上から消してしまうのがベストです。
もし、「ディスククリーンアップ」も同時にする場合は「ディスクデフラグ」の前にすると良いでしょう。


パソコンを使い続けている以上、ファイルは断片化し続けます。定期的にデフラグツールでチャックして、時間があったら最適化するといいでしょう。


さらに快適に使う為に、次ぎは仮想メモリについてご説明します。


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