中高年・シニア世代の「問い」
中高年・シニア・マチュア世代交流サイト【い〜悠々ドットコム】
文字サイズの変更
い〜悠々トップページ中高年の楽しむ情報中高年の感動する情報シニア世代の問い 御意見投稿



【投稿連載】

問い質す!憤懣やる方ない、この怒り。
 

(2)笑えないぞ!その9

by イジワル・ジイサン


テレビ番組で「愛のエプロン」という番組がある。なかなか面白い。料理に挑戦する女優や歌手、モデルたちの失敗ぶりが笑いを呼ぶ。試食する出演者は体を壊すのではと心配することもあるが、みんな演技がオーバーなので、どこまでウソか本当か、わからない。

下手な人の料理がまずくて食えないことが、この番組のウリになっているが、まず「食材がもったいない」という視聴者は多いのではないだろうか。世界には飢餓で死ぬ人が未だに多い。日本でも貧富の差が広がっている。年間3万人という自殺者の中には生活苦も多いのではないか。こうした社会問題をぶつけるほどのこともない番組だが、世の中のすべての人が豊かでも、モノを大事にしないというのは教育上よろしくない。

この場合、教育とは子供への影響だけをいっているのではない。20歳すぎても、60歳すぎても、おかしな人間は多い。何の疑問もなく、間違ったことを真似る馬鹿はいる。それが積み重なってくると「何でもありだよ」「いいじゃん」「私は料理が下手なのよ」「食事は外食で」という風潮が多くなるおそれがある。毎日1円でも安い野菜や魚をさがし回る主婦は多い。それは生活が切実だからである。500円でも万引きすれば罪になる。

選挙の時だけ経済対策を訴える政治家は多いが、そうした政治家は料亭で一人数万円の料理を食べているから、貧しい人の苦しみは実感できない。大人を教育しなければいけない。現代社会で何が正しいか。何が間違っているのか。判断できる話し合いの場が必要だろう。それでもテレビの影響は大きい。番組をつくる人の名前を20秒テロップに出すことだ。

新聞の場合アメリカのように記者名を入れることが少しふえた。ついでに記しておくが、日本の代表的な新聞の場合、30歳をすぎたばかりの記者が取材は運転手つきの高級乗用車に乗ってまわる。緊急の取材ではない時でも、そうである。年収も平均1千万以上だ。果たして、それにふさわしい仕事をしているか疑わしい例を知っているが、テレビ局や有力新聞社はよほど儲かっているのか、ダメ社員でも高給社員が多い。

私が出版社を経営している時、某大新聞社の記者にアルバイトで原稿を書いてもらったことがある。それは、誠にひどいものであった。その記者はかなり難しい企画を与えられて退職した。

そして数年後、苦労して国会議員になった。選挙時の経歴にその新聞社の名があることはいうまでもない。この政治家もテレビでは堂々と出演することがある。彼は口は達者だし政治活動はいいキャンペーンをしているので記者から脱却してよかったと思う。だが、基本的にマスコミの最前線で活躍する人々を動かす影の演出家達は、その甘い環境におぼれ、無責任な企画や視聴率競走だけに走っていると思わざるを得ない。





皆様の「怒り」をお寄せ下さい。ご投稿お待ちしております。 御投稿窓口



い〜悠々トップ   問う一覧



関連書籍