
練馬区庁舎 |
塩田「でねぇ。凝固剤入れなかったK組なんか責任とったでしょ」
一同「そうそう」
塩田「そういうの、ちゃんと、業者はどうなっているんだ。業者は」
田中「ちょっとお待ちくさだいね」
清水「業者の責任は」
田中「話を整理しますと、昭和30年、昭和39年ですね。して直せば30億位で済むんです。それを新しいのを、どーんと建てようとするから、約250億位かかる。そんなに区民のお金を使う前に、もっとやるべきことがあるべ、という声を聞いてください」
清水「あるわな」
画面は住宅街を背景に、田中がマイクを持って立っている。
田中「ここは練馬区といっても、ほとんど埼玉に近いところなんだそうです」
テロップで「練馬区西大泉」の文字。
田中「区役所まで遠いんですよ。非常に遠い。この住民の方達は、どうやって区役所へ行くんでしょうね。ええ、耕運機で行くんでしょうかね。おっとっと。そんなこといってる場合じゃないですよ」
画面は練馬区の略図を映し、西大泉地区と練馬区役所の位置を示す。
田中「はい、ここは、練馬区のはずれ。交通の便が非常に悪いんですよね。何と一番近い出張所までバスを乗り継いで、十分かかりますよ」
住民主婦の顔アップ。
主婦「あの、区の施設というか、ええと、保健所とか図書館とか、ふつうあるような施設がないんですね」
田中「ないんですか」
テロップ「公共施設がほとんどない」
主婦「はい、あのう、なんか中央ばかりという感じで、そういう整理をしてからでも、別に遅くはないんじゃないかっていう気がしますね」
田中「そうですよね。遅くはないっていうより、順番が逆なような感じしません?」
主婦「はい」
画面は住宅街の道路を映す。
田中「じつはですね。練馬区の資料によれば、震度6以上の地震がくると、区内の住宅の66%が燃えてしまう。その理由は、こうした曲がったせまい道が多いから、消防車が入らないんですわ」
清水「ありゃま」
(続く) |