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6月20日のサンケイスポーツ紙で次のようなニュースを見た。
「愛ちゃん中国・人気インタビュー番組に登場=卓球の世界最高峰、中国スーパーリーグに遼寧省チームの一員として参加している福原愛が19日放映の中国中央テレビの人気インタビュー番組「面対面」に登場、流ちょうな中国語で生活ぶりなどを語った。福原は遼寧省チームには友人が多いので、自分の家のように感じています。と語った」
反日運動の中で愛ちゃんだけは別格らしく中国人にもフアンがいるという。思わず素晴らしいことだと中国のフトコロの深さを感じたものである。ところが、である。フトコロは小さかった。
6月24日の朝、日テレの「情報ツウ」を何気なく視ていた私は仰天した。何と相原愛ちゃんが試合と関係ない話で「泣いた」のである。そのテレビ番組のビデオは異常なものだった。簡単にいうと、こんな調子である。
中国人男性アナ「たくさん稼ぐそうですが、いくら稼いでいますか?」
福原愛「私は,わかりません。いつもは300円くらいしか持っていません」
中国人男性アナ「両親は仕事しないで、あなたの稼ぎだけですか」
福原愛(泣き出す。答えることができない)
中国人男性アナ「よく泣くそうですね」
福原愛(泣き止んで)「日本ではそんな質問をされたことがありません}」
中国人男性アナ「中国人から教わって、中国に勝つのですか」
福原愛「中国は強いから」
中国人男性アナ「遼寧省チームは勝ちますか」
福原愛「どう思いますか?」(泣き止んで相手を見据える)
もっと驚くのはゲストのテリー伊藤さんのコメントだ。「アメリカのインタビュー番組で、もっとキツイ質問の番組がある。日本の報道番組は突っ込みが足りない」と、中国を報道先進国のように語るのだ。
福原愛選手が試合以外で、なぜ泣いたか。という点を重視せず、視点をそらしたテリー伊藤さんこそ突っ込みがない。発声、発音、話し方では特に勉強してもらいたい。何を話しているのか、もどかしい時がある。だからピント外れになる。変な知識人に、われらが愛すべき福原愛ちゃんの口悔しい気持ちを洞察することはできないだろう。
まず中国の男性アナは品性がない。愛ちゃんが泣いても、ニヤニヤ笑っていた。質問内容は中学生のイジメを思わせる。16歳の少女にする質問ではない。それは、卓球を教えてやっているという優越感に満ちたインタビューであった。日本テレビは、もう一度、ちゃんとしたコメンテーターをそろえて、中国の日本観と福原愛選手のアブナイ環境を検証すべきだ。
中国が言論自由の国をマネするなら。ことし6月11日北京の北部、河北省定州市で発生した再開発のために暴力で立ち退かせる集団による、農民襲撃事件を国内にも放映してはどうか。(日本なら飛びつく話)
さらに6月12日には「靖国や歴史問題は経済と無関係ではない。日本の新幹線建設見積は参加できない」と記者発表した。これは政冷経熱ではない。政経冷凍である。いつでも日本へ経済制裁できるぞというシグナルだ。アメリカが北朝鮮への臨戦体制を強化するのは、中国へのけん制にすぎない。軍事大国化する中国はアメリカを刺激している。アメリカは中国市場にのみ興味を持つ。中国内には内乱、自壊作用があるとみている。
北朝鮮問題で中国は6カ国協議の仲介役だった。ところがアメリカの戦略で仲介役に立った時から、中国、韓国で反日運動が相次ぎ、話がそれてしまった。北朝鮮寄りの中国が仲介役になること自体不自然だった。これでは国連の常任理事国および北京オリンピック開催地の資格はない。
日本は中国へカネとノウハウを放出した。ずいぶん前から日本国内には、各地域に日中友好協会がある。また中国人側の中日友好協会がある。10数年前、こうした協会の会員は、地域の名士が多く、中国の呼びかけで中国を訪問した。中国では技術供与と投資を迫った。とくにバブル経済時、中国に投資して大きな損失を招いた企業家は多かった。
「おしん」のモデルになったヤオハンの中国進出では、現地従業員が商品の半分以上を万引きし破綻したと聞く。その実例をあげればキリがない。韓国もそうだ。日韓友好協会会員は、よく投資をしては失敗した。たとえば日本の中小企業は中国や韓国から、住まいと食事を用意し行政の補助もあり費用も負担して招き、ズブの素人に洋服などの縫製技術を教えた。その技術でつくられた服が中国から流れて、日本の縫製事業は壊滅した。教えた相手に潰されたわけである。日本政府は官民による中国への投資白書を公表すべきだ。断言する。いずれ、その必要性が発生するだろう。
歴史をたどれば、日本は敗戦国である。いまのうちに言っておこう。日本が負けたのはアメリカに、である。そのアメリカ映画「パールハーバー」を日本人は喜んで観たし世界唯一の被爆国でもある。それでもアメリカとは仲がよい。国連への貢献も大きい。だからといって100%従属しているわけではない。環境問題、牛肉問題ではしっかり抵抗している。
ともかく中国男性アナがジャーナリストの真似をするのは非常に面白いし笑える。いっておくが福原愛ちゃんは日本人のアイドルなのだ。
それにしても福原愛選手の中国男性アナへの切り返しは見事だったなあ。
了 |