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【投稿連載】

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(2)笑えないぞ!その40 『テレビの品格(7)』

by チェック・ライター
NHK
NHKの功罪4
 
NHKにもチェック機能はあった。会長の上に置かれた最高決議機関の経営委員会である。経営委員会は昭和25年、放送法の制定によって設置された。昭和34年の改正では、最高意思決定機関としての性格の明確化と委員の増員が決定した。衆参両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する委員12名で経営委員会は構成されていた。

この委員会はNHKの経営方針、業務運営に関する重要事項を決定する権限と責任を持つ。また会長、監事の任免、副会長、理事の任免同意という最高の人事権を持っていた。これは「表現の自由にかかわる放送事業を行なうNHKの自主性を確保する」という意味で、きわめて重要な役割を与えられている。
 
では経営委員会のメンバーは、どうやって選ばれるのか。まず放送法の精神によれば、「NHKの経営者は受信契約をしている視聴者」なのだそうだ。その代表者として当時選ばれたのは次の人々であった。(昭和57年5月現在・敬称略)▽吉武信(朝日新聞社社友)委員長。▽佐方信博(富士重工業副社長)▽竹田弘太郎(名鉄社長)▽西村俊一(サクラクレパス会長)田中真一郎(サンヨー木材防腐社長)▽大見正俊(住友共同電力取締役相談役)▽槙哲夫(東北労災病院長・東北大名誉教授)▽阿部英一(北海道信用漁業協同組合連合会会長理事)▽高橋武彦(毎日新聞社社友)▽田村祐造(読売新聞社社友)▽永倉三郎(九州電力社長)▽池田啓子(元オリンピック選手)
 
この時、同委員会の担当事務員は一人もいなかった、といわれる。また会議の内容は非公開であった。当時の青島幸男参議院議員は、逓信委員会で「経営委員会委員は受信料の領収書を1票の権利として公選にしてはどうか」と叫んでいた。

(続く)




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