中高年・シニア世代の「問い」
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【投稿連載】

問い質す!憤懣やる方ない、この怒り。

怒りイメージ
 

(1)現代の姥捨山を見た!

by 明日は我が身さん
入院のお婆さん 知人のお婆さん(95歳)が入院したのでお見舞いに行った。ご主人は戦死、子供はおらず、親戚の者も近くにいないので、お婆さんの姉の妹(85歳)と暮らしていた。ここ数年は痴呆(最近は認知症というらしい)が出てきてて、その85歳の人が世話をしていた。
ところが世話をしていた85歳の者が脳内出血で倒れて入院。95歳のお婆さんを介護する人がいないので、どこか引き取ってくれるところを探さなければならないことになった。
病院に入院するには病気でなければならない。病気でなければ入院できない。そして病気が治れば退院をする。当たり前のことだが、ここに老人問題にまつわる特有の問題が発生する。

当該のお婆さんは軽い痴呆はあるものの他に病気はない。しかし一人では生活はできないので誰かの介護は必要。唯一の世話していた人が入院したので現時点でお婆さんの面倒を見る者が誰もいないのだ。
そういう老人のための特別養護老人ホームがあるが、数少なく順番待ち。調べたら1年くらい待たなければならない。そのお婆さんを引き取ってくれる所がないのだ。
仕方なく色々病院をあたり、面倒を見る者がいない特殊事情を力説して、とりあえず、ある病院に検査入院となった。その病院でまず聞かれたことは、「身寄りがないならお金はどのくらい持っていますか?」入院したはお金がなく支払いできずといった人が多いらしい。また、最近は身内がいても入院させっ放しで見舞いすら来ず万一の時の連絡に病院は四苦八苦することもあるらしい。

支払いを保障してようやく入院となった。お金がなかったら?いったいどうなっていたのだろうか・・・

そのお婆さんは多少の痴呆はあるものの自分で食事はできるし、補助すれば自分でトイレへも行ける。しかし、その病院では人手が足りず、介助してトイレへ連れて行かない。ほとんどの患者にオムツをつけ寝たきり状態で放置。運動しないから1ヵ月もしない内にベットから起き上がれなくなる。ただ、静かに死を待っている状態だ。生命の尊厳なんてありゃしない。これが現実だ。現代の姥捨山だ。30年後の自分の姿がダブる。
私は子供に下の世話なんかされたくない。では誰が面倒見てくれるのだ。 多少でもお金があれば収容所のような病院で糞を垂らしながら死を待つことができる。金も身寄りもなければ野垂れ死にだ。「厚」く人間らしく「生」きる?とんでもない!この国に福祉はない。厚生労働省改め細生牢獄省に改名すべきだ。

大体、当時の厚生省も高齢化社会の到来を充分に予測できたはずだ。ならば、誰も利用しない保養所など建てず、老人用の収容施設をなぜもっと多く造らなかったのか? 厚生省(現在の厚生労働省)と社会保険庁の責任は大きい。そもそも年金の掛け金を事務費と称して職員の宿舎を建設したり、はたまたゴルフボールなどを買っていいのだろうか? 厚生労働省と社会保険庁の職員全員は年金を使い込んだ償いとして土曜日曜日を献上して老人介護の手伝いをすべし。 


いったい誰が、どこの省が、どの政党がこれから未曾有の高齢化社会に向け、対策を真剣に考え、取り組んでいるのか?

おばさま族はヨン様に浮かれ、おじさま族はゴルフだ競馬だ釣りだと現を抜かしている。現実逃避も分からないでもないが、2007年から団塊の世代が定年退職し始める。老人がこれまで以上に溢れかえる。しかしその受け皿は今のところない。杞憂と笑わば笑え。子供なんて当てにならなし生涯独身貴族を通した人もいるだろう。世話をしてくれる人は誰もいない、皆で手をつないで「姥捨山」に行くしかない!

若かりし頃、ゲバ棒を振り回した「団塊の世代」に檄を!
享楽に走らず、もっと政治に目を向けようではないか!!
さもなくば、すさまじき結末が襲ってくることになる・・・

介護を真剣に考えるおじさんの意見 ⇒
05/06/24
明日は我が身さん、の投稿を興味深く読ませていただきました。私は昨年秋まで有料老人ホームで仕事をし、この方がおっしゃるような現実を目の当たりにし、まさに人生の縮図を見る思いで毎日を過ごしておりました。

しかし、介護の問題は、それに直面した人間にしか本当に理解することは出来ません。言い換えると、肉親の介護という刃を突きつけられて、初めて悩み、惑い、考えるのです。厚生労働省を批判するのは簡単ですが、人それぞれ深い事情があり、親族間での争いなども驚くほど多いのが現実で、問題の複雑さに輪をかけています。

そういう団塊の世代からの悩みもずいぶん聞いてきました。一般論、あるべき論ではなく、体験者の声、同様の問題を抱える人たちの声を集め、そうした中から考えてみることが出来たら、と思います。




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