
「関さんの森」
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新聞もテレビも横丁でも「地球温暖化」とか「エコ」とか「地球にやさしい」の話題で喧しい。
政治家たちは涼しげなノーネクタイ姿で「地球を守れ」とオウムのごとく繰り返すのみ。そのために「何をする」のメッセージが欠けている。
それを如実に語る事実がある。千葉県松戸市に「関さんの森」と呼ばれる場所がある。コナラやシラカシなどが育つ屋敷林には,湧き水もあり,多くの昆虫や野鳥たちが生息、タヌキやフクロウもいる。所有者の関さんはこの「自然の林」を残したく、『こどもの森』として親しまれていた森 1.1ヘクタール を, (財)埼玉県生態系保護協会に寄付した。
ところが、その「関さんの森」が危機に瀕している。都市計画道路3・3・7号線の工事が迫ってきているのだ。松戸市は色々打開策を検討しているが、時間切れでどうやら強制的に道路を縦貫させるようだ。
今のわが国に必要なのは、道路なのか?二酸化炭素を酸素に変えてくれる樹木なのか?、政府やマスコミが連呼している「地球温暖化」対策は、道路を増設することなのか?樹木を増やす(残す)ことなのか?
国が本気で「地球温暖化」対策を考えているとは思えない。現に、「日本政府として京都議定書は批准するが、国内排出量取引制度を始めとする強制的措置は産業界に課さない・・・」と、2002年の議定書批准の際、経済産業省と経団連(現・日本経団連)との間で確認した。外部には公にされず、文書にも残されていない。
「地球」を救うのは政治家でもマスコミでもウルトラマンでもない。我々市民なのだ。庭のある人は先ずは1本の樹木を植え、ベランダの人は観葉植物・野菜・芝生を植える。国民一人一人が緑化への意識を持ち行動するだけで、30年後にはこの日本列島は緑一色になる。
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