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夏の暑い盛りに汗水垂らして働いた「アリ」さん。一方の「キリギリス」さんは、そんなアリさんを横目にバイオリンなと奏でて享楽を追及した。
冬が来て、蓄えのある「アリ」さんは余裕ある生活を楽しんでいる。そんなところに無一文の「キリギリス」さんが助けを求めて訪ねてきた。
力ある者が弱き者を助ける。人間にしかない感情「慈悲」である。弱肉強食の動物の世界と一線を引く境界線である。だけど、すんなり救助の手を差し伸べるのは釈然としない。こうなることになるのは覚悟の上。「キリギリス」さんは確信犯なのだ。自業自得だ。だからと言って、僅かな食糧をあげて帰すのも忍び難い。
富める者の逡巡を貧する者は巧みに突いてくる。富める者は「それ見たことか!」と罵りたいのだが、善人ぶるのを良しとするだけの話。関わりたくないだけこと。弱者に優しい社会など幻想なのだ。と言いつつ慈善事業に力を入れている奇特な方も多いのも事実だが。福祉の精神は難解だ。
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ネット難民が社会問題になっている。35歳から40歳の人もいるらしい。
思い出して欲しい。バブル経済に浮かれていた10数年前、フリーターと言う輩が出現した。彼らは定職につくことを拒否して「自由人」を、高らかに標榜した。お金など必要な時にバイトで稼げば良いのだ。会社勤めして組織に組み込まれ束縛されるのは嫌だ・・・結果は?40歳近くになっても住むところすら儘ならない難民と化したのだ。これは「社会」が悪いのか?
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耐え難きを耐え忍び難きを忍んで働き終え、得た年金。生活保護の金額。後者の方が多い場合がある。社会の仕組みが狂っている。責任者、出て来い! |