
弁護士の記章
「ひまわりとはかり」
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いま何とも気持ちの悪い裁判が進行している。山口・光市母子殺害事件だ。犯人の元少年は奇怪な反論をしている。犯人の代理弁護士は記者会見で泣く。死刑廃止論を持ち込まれた裁判は異常な場面を展開している。
弁護士について考えてみたい。
これまでの弁護士にはいろんなタイプがあった。@依頼者に忠実である。A勝ち負けより示談を重視する。C勝ち負けより真実を重視する。B依頼者に黙って相手と手を組む。C消極的で事務的である。D自主的に意欲的に取り組む。などである。この中で共通しているのは、@お金がない者は依頼できない。Aお金持ちの依頼人には過剰に忠実。B宣伝効果のある裁判は意欲的になる。という事実である。弁護士はビジネスマンなのである。いまや消費者運動で高名なラルフ・ネイダーのような弁護士はいない。
私は会社を整理したことがある。紹介されて美人女性弁護士と会った。東京都文京区の事務所を訪れた時だ。父が某野党系の弁護士だったという。貧しい者の味方になってくれるかも知れない。「じつは事実と異なる虚偽の訴えをおこされました。そのために会社を整理することになったのです。反訴したいのですが」と相談した。
すると「相手はお金持ちですか?」と聞き返したのである。その一言で、後の言葉が出なかった。それは「あなたはお金持ちですか?」とも聞こえたからである。弁護士は懐次第ということを痛切に知った瞬間であった。女性弁護士には会社整理だけを依頼した。平成14年の話だ。
別件だが、平成3年。私が某代議士から名誉毀損で民事訴訟された時、約80万円払ってO弁護士に反訴を依頼した。O弁護士は「民主主義とは」と的外れな弁護を繰り返していた。ある時ある人物から「O弁護士は御茶ノ水の構内で、某代議士の代理弁護士と親しそうに話していたよ」と連絡を受けた。O弁護士に問うと「学校の同級生なので」と弁解していた。その裁判は敗訴した。すぐ他の弁護士に変えて損害を少なくした。ちなみにO弁護士はヤメ検。いま某政党の有力な参議院議員である。
アホな評論家は「相談は弁護士会に」というが、無料相談は電話が通じない。運良く通じても予約制。役に立ったことがない。しかし、まったく知らない弁護士からのダイレクトメールが数多く届く。昔、松本清張の「霧の旗」という小説を読んだ。カネのない娘がホステスになって復讐する物語である。昔から弁護士は金次第だったようだ。それがエスカレートしているのではないか。
弁護士は法的特権を与えられているぶん社会正義の見本にならなければなるまい。また、手段を選ばず依頼人を「悪人ではない」と弁護するのは真の弁護士ではない。単なる事件屋にすぎない。
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