いろいろな原因で脳の細胞が死んだり、脳が機能しなくなって障害が起こり、その結果、生活をする上で支障が出てくる「病状」を指します。病名ではありません。発症すると10年から15年で死亡するといわれます。
- アルツハイマー型認知症(全体の約70%)
脳の神経細胞がゆっくりと死んで萎縮する変性疾患です。65歳以下を若年性アルツハイマーといいます。原因は不明です。残念ながら、現代医学で治療は困難です。軽度認知症障害(MCI)の場合は、薬で進行を遅らせることが可能です。知らない間に進行して、20年ぐらいで発症するといわれています。
- 脳血管性認知症(全体の約20%)
脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などで、神経細胞に栄養や酸素がいかなくなり、一部の神経細胞が死んでしまい発症します。早期の脳外科的な処置で改善が可能です。肥満や糖尿病など生活習慣病が主な危険因子です。
- その他の認知症(全体の約30%)
レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症などがありますが、認知症は上記二つが全体の90%といわれています。
次回は「脳の神経細胞が死んだり、壊れたりすると・・・。」です。
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