「続・三丁目の夕日」を観て、ショック!
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By 今も少年 さん |

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泣きました。
悲しくてでなく、懐かしくて。
泥と汗にまみれたランニング・シャツで路地を走り回る少年は自分そのものでした。
映画を観終わって家に帰る道すがら、久々に涙を流してスッキリした爽快感に浸り、映画のシーンを思い出していました。「お節介と人情は紙一重だな。今の世の中、煩わしいお節介がないだけ人情もないな。この映画の監督はまだ若いのに昭和34年を見事なまで細やか丁寧に描いているな・・・」
と、頭をガ〜と殴られたような衝撃を覚えました。
劇中、お節介でもなく人情の欠片もないような冷たい人が、結局は踊り子(小雪)のことを誰よりも理解していた。そして踊り子と周辺の人々を「幸せ」へと導いた。
逆に、人情味溢れいつもその踊り子の味方になっている取り巻きが実は踊り子の心情を分かっていない。事実、踊り子の取った行動をなじったりした。
この監督は人情味溢れる昭和30年代の日本社会を優しく描きながら、実は否定してるのではないか?
人の優しさ・思い遣りは言動に比例しない。態度が素っ気なくても言葉が少なくても「真心」は伝わる。むしろその方が的確か。くだんの冷酷な人が発した言葉はたった一言「道中、退屈でしょう?」そして手渡した一冊の本が踊り子の決心を翻させる。
「見せ掛けの優しさなどクソ食らえ!」監督からの隠されたメッセージを感じ取り、たじろぎました。
でも、どうでもいいや。映画を観ていた2時間だけは当時の「少年」に戻っていた。疑うものは何もなかったあの頃。サンタクロースはもちろんスーパーマンの存在すら信じていた。あの時に戻れるものなら戻りたい。
了 |
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