三人の演出家
今、三人の演出家と仕事をしています。
こんなに短いスタンスで一時期に自分がメインの立場で三人の演出家と仕事をするのは初めてです。
それぞれ個性溢れる演出家達ですが、三人に共通する事は、普段は実に繊細で穏やかで思慮深く一緒にいて苦痛では無い事。
クリエティブ作業の必須アイテム[一緒にいて苦痛じゃない]。
ひとつの物を沢山の人がそれぞれの個性をぶつけ合いながら創っていくというのは、実に繊細な作業です。
一人でも無神経で、周りが見えない人がいると(そんな人がこの業界に存在している事自体私には信じられないのですが・・・)もう無理。
20代の頃、一時この仕事から遠ざかっていた事があります。その理由は[この業界は、気が利かなくて・センスがない人はいて欲しくない]と思っていたのに、来る仕事来る仕事で余りにも、そういう人と沢山出会ってしまった為。
今一緒に仕事をさせて貰っている演出家のひとりに「ならば、そういう人が仕事を出来ないくらい、この業界のクオリティを上げていけばいいんだよ、君の力で!」と説得されて戻って来た訳ですが・・・。
何時の仕事とは言えませが、時々ひとつの演目が終った後。「あぁ今回は遣っ付けでやってしまったなぁ〜」と反省する事があります。
そう言う時は決まって、一緒にいたくない演出家がいたり、舞台監督がいたりします。
つまり稽古場や劇場に行くのに気が進まない、何だかんだ用事を見つけてアシスタントの人に任せてしまう自分がいます。
好きな仕事なのに・・・人と付き合っていくって難しいですね。
役者の我儘はある程度許せるのに、スタッフにはちょっと厳しくなってしまう・・・。自分でも何故?と思って日々反省してます。
でも、今年はそんな事はなさそう!良かった!!!
|