舞台制作日記

〜苺のささやき〜
2005年12月29日(木)

台本読み方講座

年末年始にかけて、事務所で若手の俳優を集めて「台本読み方講座」が開かれます。

最近のワークショップは、歌や踊りやマイムなど体を動かすものが多くて、本当に大事な[頭を使って芝居をする]、というものが少ない為、思い切って講座を開く事にしました。
今日はその一日目、題材は、モリエールの「スガナレル」。
音読の後、作品のテーマについての議論を行う予定だったのですが・・・。


講座の冒頭
 
先生「今日は[スガナレル]をやります。これは誰の作品ですか?はい君(隣の俳優を指す)」

俳優「シェイクスピア」

一同(???)

台本の送り状に「モリエールのスガナレルをやります。台本をよく読んで来て下さい。」とわざわざ書いてあげたのに。
「読んで来いよ!」と心の中で最初のツッコミ。

なんとか、モリエールの豆知識講座を終え、読み合わせを始めたものの、まぁ出るわ出るわ、読めない漢字の質問、意味の分からない言葉の質問。世の中から辞書が無くなってしまったのかと思われる程。
台本は3週間前には送っていたので、調べる時間は優に有ったはずなのに。
「調べて来いよ!」と心の中で二度目のツッコミ。

「俳優を目指そう」とする意識レベルの低さなのか、そのレベルそのものが通常の舞台人のレベルに比べ極端に低いのか・・・。
そのくせ、「早く映像や舞台だけで食べていける様になりたいです!」と熱く語ってくれたりするんですよね。
「責任者出て来い!」とこっちが熱く叫んじゃいそうです。(「歓喜の歌」で一緒に仕事した佐戸井けん太さんが稽古場でやっていた人生幸路さんの物まねは一見の価値ありでした)

今年最後の「ささやき」なのに、「ぼやき」になってしまってすみません!!
来年は2006年1月6日・My birthday から心新たに「ささやき」ます。

では、皆様良いお年をお迎え下さいませ!

い〜悠々ドットコムTOPへ