舞台制作日記

〜苺のささやき〜
2005年12月16日(金)

オーデション

2006年3月公演【人のフリン見て…】は、内の座付き作家・是枝正彦が新人の俳優達・新作(台本)の為に企画製作する公演の為、連日これから売り出す俳優さん達が各事務所のマネージャーさんに付き添われて事務所にやって来ています。

先日、とある大手プロダクションの女優さんのオーデションの時、いつもの様に声の感じと演技レベルを知るため、台本の読み合わせを行いました。
 
読み進めていく中、「えっ?」という言葉がその女優さんから出ました。
そうです、彼女は「一寸」という漢字を「ちょっと」と読まずに「いっすん」と読んでしまったのです。

是枝は一寸呆れ、マネージャー達は赤面し、私は笑いを堪えていました。
初見とはいえ一通り目を通す時間はあったし、読めない漢字は誰にでも聞けるその場の雰囲気もあったので、彼女は本気で「いっすん」と思ったのだと推察されます。
何故なら台本はセリフ(口語)が書かれている訳ですから、前後の文章から何と発音するかは容易に判断出来るからです。

「いっすん待って下さい」とか「いっすん出来ません」なんて言葉、普段使わないじゃないですか・・・。

やれやれです。

聞けば結構名前のある大学の文学部を卒業しているという事。
読売新聞の広告ではないけれど、何処へ行く日本人。

それまで、萩原健一氏の「さすが!」と言わなければいけないシーンで、「りゅうせき!」と叫んで現場は大笑い。(大昔の話ですし、「流石」は当て字ですからね・・・訴えないでね萩原さん)の漢字間違いが私の中の一番でしたが、これからは「一寸」がトップになりそうです。

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