思い返せば、2005年11月9日のことです。
94歳の大叔母と83歳の伯母が、新居に引っ越すという、まさに当日の早朝、我が家の電話のベルが鳴りました。
83歳の伯母が、トイレで倒れたので、一番近くに住む私に来て欲しいとの連絡でした。高齢者の二人暮らしなので、伯母の弟夫婦が引越しの手伝いに来ていました。そのおかげで、救急車を呼ぶことができ、最悪の結果にならずにすみました。
高齢者が、なぜ、今さら新居に引っ越すことになった訳は、立ち退きでした。周りの者たちは、立ち退き料を利用して、介護施設に入所することを、勧めました。
しかし、伯母は「大叔母の最後は自宅で」という思いでおり、また、自分は元気満々のつもりでいたのです。二人とも、未亡人で子なしです。親戚達に、迷惑をかけたくないのです。
それならなおのこと、自分たちは高齢者であることを自覚して、将来の生活をどうするかを、考えて欲しかったなぁと思います。伯母は、若い頃からモダンな考えをする人だったのに、高齢者だけで、生活していると、新しい情報に、疎くなるのでしょうか。
「老いては子に従え」ではありませんが、若い人たちの意見にも、耳を傾けることが必要だと思います。
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