私の介護日記 


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 『お見舞い(4)』
ある日、お見舞いに行った時のことです。いつもの場所にいないのです。部屋をのぞくとベッドに横になっていました。その横で、見ず知らずのおばさんが、世話をしてくれているのです。

なんと、隣のベッドの患者さんの家族の方でした。伯母が、あつかましく用事を言いつけていたのです。どうも、1回や2回だけでは、なさそうです。トイレ介助もお願いしたようです。私は、顔から火が出る思いでした。お礼を言い、謝りました。

日曜日で各ベッドには、家族の方々がたくさん来ていました。伯母は自分のところだけ、誰も来ていなかったで、つい、お隣に声をかけたのでしょう。羨ましかったのでしょう。子ども返りの症状なのでしょう。しかし、変にしっかりしていて、「何か買って、返しておけばいい。」と言うのです。大きな声で言うので、お隣に丸聞こえです。

「用事があれば、ブザーを押して、病院の職員さんに頼むように。けっして、お見舞いに来ている人には、頼んではダメ。」と、釘をさしておきました。帰り際に、もう一度、お礼と謝罪をしました。伯母の母親になったような気分でした。




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