私の介護日記 


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 『久々の見舞い』 桔梗

伯母が、療養型病床群許可病院からIケアセンターに転所したと、連絡をもらっても面会に行く機会が、長い間ありませんでした。たまたま、遠出の用事があり、途中帰路に立ち寄れることになりました。インターネットで検索し、カーナビにこのあたりとセットして出かけました。しかし、まったく土地勘がないところなので、同じところをぐるぐる回るだけでした。これでは、らちが明かないので、センターに電話し、現在地からの道順を教えてもらい、無事到着しました。

入所階は3階です。ドアを引っ張って開けようとしますが、びくともしません。中から面会を終えた方が出てこられ、鍵を開けて入るのだと、教えてもらいました。入所者が、外に勝手に出て行かないように、鍵をかけているのだそうです。

中に入ると、長テーブルに入所者が車椅子に乗って、決められた座席に座っていました。スタッフの詰め所に近いテーブルの方々は、みんな下を向き、じっとしているだけです。伯母は離れたテーブルに、座っていました。部屋は、いびきがひどく、同室の方々から、クレームがつき、大部屋から個室にかわったそうです。

母から、「電話で伯母と話したけれど、他人行儀で、私のことがわかっていなかったみたい。認知症が、進んだのではないかしら」と、聞かされていたので心配でした。私を見るなり、「○○ちゃん、よく来てくれたね」でした。が、後ろに控えていた夫を、ちらちら見るのですが、苗字を思い出せないようでした。話をしていると、頭にひらめいた様で、「Yさん、よく来てくれたね」でした。

相変わらず、叔父夫婦がよく面倒をみてくれています。頭が下がります。相変わらず、伯母は言いたい放題のようです。11月には、米寿の祝いで、伯母の兄弟が集まります。それを、楽しみにしているようです。卒寿・百寿と、お祝いができるように、長生きしてほしいと思います。




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