私の介護日記 


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4月17日 『母を紹介します』
母は明治45年生まれ93歳になります。
生まれは東京神田育ち下町のど真中です。 大勢の職人、家族に囲まれ育ちました。

現在は週に6日ディサービスに通っています。 少々体調が良くない時でも休みません。 一日休むと勉強に遅れてしまうそうです。

性格は大変明るく楽天家です。 考え方、行動も全く前向きです。 例えば朝ベッドで目覚め洗面所へ行く前、ベッドに腰掛けたまま足首を廻し足先も動かしています。母の言葉を借りますと足が萎えてしまうと歩けなくなるからと。

日舞、謡、小唄、都都逸など5年くらい前までは趣味でやっていました。 歌いは83歳で名取を取得しました。 娘時代は麻雀・百人一首などをかなりしたようです。百人一首は今でも良く暗記しています。

社交的で話好きなのですがここ半年くらいで惚けが進みチグハグな話が多くなりました。それでも会話中に絶妙なタイミングで格言・諺が入ります。友人などはメモを取って帰ったこともあります。

88歳のとき、多少惚けもありクスリのシートごと飲んでしまいました。丁度2ヵ月後に腹膜炎を起こし手術をいたしました。術後3ヵ月くらいで元のように元気になり、先生が仰いました「高齢なので通常は歩けなくなるか痴呆が出てもおかしくないのにね」3ヵ月もの入院生活で精神的にも心の傷もあったと思うが時間がとても大切な薬であったかも知れない。

「嫌なことでも一日過ぎりゃ、いつかは忘れるものよ」 今でもたまに母が申している言葉です。



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