「本日千穐楽」
なんと5ヶ月以上にも亘ってつぶやいて参りました「好色一代女」の舞台制作日記も、そろそろ仕舞いの頃合でございます。本日29日、大阪は梅田芸術劇場にて上演されます公演が、我がカンパニー製作による舞台「好色一代女」のラストステージ、千穐楽でございます。
今回のつぶやきでは前回お約束した通り、この舞台の総括と、大阪公演の模様をお伝え致しましょう・・・と、本来ならこういきたいところではございますが・・・。
実は小生、留守居役を仰せつかってしまいまして・・・大阪公演の模様をお伝え出来なくなってしまいました・・・。トホホ・・・であります。宮仕えの辛さでございます・・・。
歌舞伎役者ならではの芝居を見せてくれた市川亀治郎さんに代わって舞台に立った健ちゃんこと、大沢健さんは果たしてどんな舞台を務たのでしょうか。台詞のほとんどが上方語で成り立っているこの本(舞台)に、大阪のお客様にはどんな反応を示して下さったのでしょうか、ジャズと津軽三味線の音色には?高笑いではなく、思わず“クスッ”と笑ってしまうようなあの場面のあの台詞には?嗚呼、やるせない思いばかりが積もって参ります。
交流掲示板では、【たこやき】様より「観てきました」とのご報告を頂戴しましたねェ。本当に嬉しゅうございました。そして、羨ましくもでございます・・・。
まあしかし、恨み言をいつまでつぶやいていたところで始まりません。男子たるものここはグッと我慢して、大阪に乗り込んで行った連中が帰って来ましたら、根掘り葉掘りと聞いてみることに致しましょう。
皆さまには大変申し訳ございませんが、そんな訳で、総括は次回までどうかお待ち下さいませ。宜しくお願い致します。 お粗末ではございますが本日のところは ではでは
追記:【たこやき】様へ
貴殿が(貴女さまかもしれませんが)つい聞き逃してしまったという、二三(ふたみ)様の名前の由来について、以下がその台詞のやり取り(台本からの抜粋)でございます。ご参照下さいませ。
本公演をご覧下さったこと、併せて掲示板にメッセージを頂きましたこと、この場を借りて改めて心より御礼申し上げます。有難うございました。
弥勒・・・「太夫さん、よろしおすのんか?」
花子・・・(身を起こし)「ああ、よう寝た。ええお客」
弥勒・・・「廊下曲がったところで、泣いてはりましたえ。可哀想に」
花子・・・「辛気(しんき)臭うてかなわんわ。あない己のことばかりに夢中になる男はな・・・・・。いつか、お前にも判る時が来る。二三様のような殿御に逢えば・・・・・判るようになるわいのう・・・・・・」
などのやりとりを覗いている十郎と忍。
十郎・・・(忍へ)「二三様?」
忍・・・・・「多分、五平衛とか、五左衛門とか、ほら、五の字を分けると二と三、それを「ふ・み」とか、そんな風に呼ぶのが常でございますやろ、こういう処は」
十郎・・・「お前、本当にくわしいのう」
忍・・・・・「あ、いえ、耳学問で・・・・・」
再び夜。その二三様が登場。
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