「酉年に飛翔しましょう」
新年明けましておめでとうございます。穏やかに、温かいお正月を迎えられましたでしょうか。
昨年は当サイトの立ち上げよりこのコーナーを通して皆さまと楽しいお付き合いをさせて頂きました。
台風や大雨、地震、それに伴う大津波と、災害に遭われた方々はきっと今も辛い毎日を送っていらっしゃることとは思いますが、一日も早い復興と被災された皆さまの元気をお祈りしつつ、小生、新しい年もまた頑張って参りたいと思っております。
是非このサイト“い〜悠々 ドットコム”を、そして“舞台制作日記Bunnのつぶやき”をまたどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さてさて昨年12月に猛稽古を重ね、1月2日に福岡の博多座で幕を開けました舞台『新・近松心中物語』は連日満員のお客様をお迎えし、阿部寛・寺島しのぶ・田辺誠一・須藤理彩を始めとした出演者は熱のこもった芝居をお届けしております。
この舞台は『近松心中物語〜それは恋〜』として1979年の初演以来1000回以上も上演してきたあの伝説の舞台のリメイク版です。皆さまの中にはきっとご覧になった方も多くいらっしゃることでしょう。
ご覧になっていらっしゃらない方の為に少しだけお話しますと…この舞台の見所は何といっても演出家・蜷川幸雄を始め照明・装置・衣裳などを担当するそれぞれ一流のスタッフによって造り上げられた視覚的美しさにあります。照明の中に浮かぶ本水を湛えた蜆川(しじみがわ)やクライマックスに降る雪…。ことに大型送風機4台を使って客席にまで雪(紙吹雪)が降る場面はまさに圧巻です。とはいえ、1回の公演で何と2トンもの紙吹雪が舞うのですからそりゃもう大変です。実際に1列目のお客様などはくるぶしまで積もった雪に靴がすっぽり隠れてしまうのですから、ハイ。かつて明治座で上演した時には、終演後家路に向かうお客様の肩に積もった雪がはらはらと落ち、何と浜町の駅まで雪の道が出来たというまるで作り話のような駅員泣かせ(?)の現象まで起したものです。
客席にまで積もった雪や本水を湛えた川(実際にはプール)の掃除の話、私が実際に体験したものや伝え聴いた80人を超す出演者や60人のスタッフが巻き起こす悲喜こもごもの楽屋裏話など、まあこの作品のことを話し始めたらきりがありません。いつか機会がありましたらお話致しましょう。
何はともあれ、どうぞ一度はこの舞台をご覧下さいませ。今月の27日まで上演しております。
さあ、新年第1回目のつぶやきはここまでとさせて頂きますが、改めまして本年も宜しくお願い致します。お互い、新しい幸せに向かって飛翔致しましょう!なんたって今年は“酉年”ですから!!
ではでは
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