ぶたい制作日記 2004年11月17日(水)

「さあ、劇場に入りました!」

さて、時間の経つのは本当に早いもの。我がカンパニー製作によります舞台「ナイル殺人事件」の公演初日がいよいよ迫って参りました。

初日 幕開きまでのカウントダウンが始まるとともに湧き上がってくる、この何とも言えない緊張、そして少しばかりの不安...。複雑な気持ちが入り混じり、小生、このところ寝酒の量がついつい増えてしまう秋の夜を過ごしております。

稽古場でのお稽古も先週13日で終了し、スタッフは通い慣れた古い建物を後にして、キャストより一足早く劇場に乗り込んでおります。
デザイナーが描いた通りに出来上がった舞台装置のパーツが続々と到着し舞台上へと運ばれ、それぞれのキャストのサイズに合わせて縫われた衣裳は、衣裳部屋のハンガーラックにスタンバイされていきます。照明・音響の機材は大きな貨物用エレベーターにも一度では乗り切れないほど。そして、割り振りがされた各楽屋の入り口にはキャストそれぞれの名札が貼り付けられ、公演中の主の到着を待っております。
照明(あかり)が落とされ静寂に包まれた客席に座ると、空耳とは分かっていながら、これから始まる芝居への期待やお目当ての役者の噂を囁き合う女性客の声が確かに聞こえて参ります。

舞台…何と不思議な空間なのでしょうか。

当日券を求めて並ぶお客様の列は日に日に伸びていくかしらん?
九州からこの舞台の為にわざわざ上京されるお客様はもう飛行機のチケットは手に入れられたかしらん?
舞台上で発砲される小道具のピストルの火薬は湿気ていないかしらん?
お客様は皆満足して下さるかしらん?

秋の深まり共にBunnの胸は高まり、初日に向け益々杯の数は増えて参ります。

ではでは

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