| ぶたい制作日記 | 2004年11月12日(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「まだまだ稽古場で〜す」 さてさて稽古はまたまだ続いております。
なんともまあ、納得がいくような、いかないような、そんな内容の呼び出しでございました。 さあ、気を取り直して実況をさらに続けましょう。 では次に舞台監督(※注釈1)のところにお邪魔してみましょうか。
と、監督はまるで今にも動き出しそうな虫(スカラベ)を指先につまみ、小生の目の前に突き出して見せてくれたのであります。まさに今にも動き出しそうなその色、つや、躍動感。見事な出来栄えでございます。これが小道具として、舞台本番で使用されるわけでありますナ。ただ、どうでしょう。果たして一体何人のお客様がこの素晴らしい仕上がりのスカラベに目を留めてくれるのでしょうか…。TVと違ってアップがありませんからねェ・・・・・。舞台とは出演者ばかりでなく、こうした職人さんの手による大小さまざまな大道具・小道具によって、そして音響・照明それぞれのスタッフの汗と涙によって創り上げられていく総合芸術なのであります。(しみじみ) どうぞ皆さま、今回の舞台では舞台監督自らの制作による“スカラベ”も忘れずにチェックして下さいませ。
さあ、2回にわたって実況いたしました稽古場からのつぶやき、少しは皆さまも稽古場の雰囲気を味わって頂けましたでしょうか? 公演本番がいよいよ近づき、キャスト・スタッフは皆風邪をひかないよう厳重な注意を払っております。小生も、稽古場の隅の長テーブルに盛られた出演者からの様々な差し入れをポケットいっぱいに詰め込んで、気持ちも身体も温か〜くして帰ります。どうぞ皆さまもお身体をくれぐれもお大切に! ではでは ※1 舞台監督 舞台裏の指揮をとる総責任者。演出部に所属。 演出家によって創り上げられた舞台作品を、実際に舞台上で行うための指揮をとる。役者の立ち位置、照明の角度、効果音の音出しのタイミングなど、舞台上で行われる全ての行為を頭に入れ、一般的には舞台袖から指示を出します。客席への観客誘導の指示から各出演者への登場のきっかけ、幕の上げ降ろしのタイミングなど、これらは全て舞台監督からの指示(キュー出し)をもとに行われます。演出家の描いた世界が忠実に表現されるかどうかは、全てこの舞台監督の腕にかかっており、もしかすると台本を読んだ回数は誰よりも多いかもしれません。 ※2 スカラベ タマオシコガネをかたどった、古代エジプトの工芸品。太陽の神の象徴として神聖視され、印章や首飾りにつける護符として用いられた。(広辞苑より) |
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