ぶたい制作日記 2004年9月3日(金)

「芝居なんて観なくたって.....」

このサイトをご覧の皆様の中で、お芝居をご覧になったことのある方は果たして どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

その昔通っていた学校で半強制的に観させられた(?) 芸術鑑賞教室などを含めれば殆どの方が「経験あり」なのかもしれません。

しかし、もし「その後も継続して芝居を観続けている方は?」と尋ねたとしたら、 おそらく「いやあ、ちょっと忙しくてねェ」「テレビは見るんだけどねェ」などと、 つれないお言葉が返ってくるのではないでしょうか?悲しいかな、 これが現実なのでございます。

さて本日はそんな皆様に是非聞いて頂きたい言葉があります。

いつだったか、演劇雑誌のインタビューで私の同業者が 「どうして貴方は今の仕事を選んだのか?」という質問に、 次のようなことを言っておりました。
「芝居を観なくても人は生きていけるかもしれません。 でも、その楽しさを知っている人は知らない人よりどれほど幸せなことでしょう。
芝居は花火のように一瞬にして消えてしまう芸術です。 ビデオのように巻き戻しも早送りも出来ません。
私は、その刹那の感動が永遠に観客の心に残ることを願いながら 芝居に携わっています」と。
これはちょっと格好良過ぎるかも知れませんが、 でも作り手の気持ちは確かにこの通りなんですよね。
そんなわけでどうぞ皆様、お時間と少しばかりのお金がある時には刹那の感動を体験しに、 劇場にお出掛け下さいませ。

× 閉じる