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墨画を楽しむ


By 突然、創作意欲に目覚めた主夫 さん
墨画 友人に誘われて、墨画教室に見学に行ってきました。墨画というと、私なんかはすぐにお寺の屏風に描かれてある中国の山水画を連想します。セピア調で、仙人でも住んでいそうな深く険しい山々・・・  思わず合掌したくなるような線香の匂い。

ところが、教室に入ってびっくり。これが墨画?水彩画と見間違うほどの多彩な色使い。生徒さんといっても、今年の4月22日にメルボルンで開催される墨画の海外展示会に出展される方々だそうですから、技量も意気込みも違います。

更に驚いたのは、生徒の皆さんは手本など見ずに日本古来の顔料を使って見事な墨画をサラサラと描くこと。手本を見ても難しいのに想像だけで描写するなんて・・・
   
香取琴水 先生は香取琴水(かとり・きんすい)と仰る方で、墨画では第一人者。初心者の私に懇切丁寧に墨画の基本を教えてくださいました。先生曰く「墨画の基本は竹。筆の止めで竹の節を描き、墨の濃淡で遠近感を出す」と、喋りながら僅か1分間で描かれました。
墨画 その作品がこれです。照明もなしにデジタルカメラで簡単にパチリと撮ったので仕上がりが十分に出ないので残念ですが、竹の感じが見事に出ています。墨一色だからこそ、侘び・寂びが滲み出てくると思いませんか。
  
エビ 次に描かれたのが「エビ」。この題材は外国人が喜ぶとの事です。油性の絵の具と違って天然素材の顔料は発色が何とも淡い。はんなりとした色です。

普段、私たちは色々な情報を目から入力します。しかしその情報を言葉や絵で出力はあまりしません。入力しっ放しです。 例えば、鷲とカラス。その違いは歴然としています。でも口でその違いを言えますか?確かに鷲とカラスは毛並みが違います。どう違うのか、言葉で表現できなければ、絵でも描けないでしょう。要は観察力が不可欠。いや、奥が深い!

自分が見て心に残ったものを絵で表現する、素敵じゃないですか!
今年は自分の絵葉書作成に挑戦しようと思いました。


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