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6月21日(土)より全国ロードショー
西の魔女が死んだ

公式サイト http://nishimajo.com/top.html 

西の魔女が死んだ
<Introduction>

梨木香歩原作の100万部の大ロングセラー、待望の映画化

"西の魔女"と呼ばれるおばあちゃんと少女との、
驚きと愛に溢れたかけがえのない時間が始まる


発表から今日に至るまで十数年もの間、愛され読まれ続けてきた梨木香歩原作の小説「西の魔女が死んだ」。第44回小学館文学賞、第28回日本児童文学者協会新人賞、第13回新美南吉文学賞受賞と数々の賞に輝く傑作を、『八月のクリスマス』の実力派・長崎俊一監督が映画化。主演は、アカデミー賞女優シャーリー・マクレーンの愛娘で日本映画デビューを飾るサチ・パーカーと、半年にも及ぶオーディションで選び抜かれた13歳の期待の新星・高橋真悠。少女はおばあちゃんとの生活のなかで、自然と触れ合ううちに、「強さ」、「優しさ」、「希望」といった「生きる楽しさ」を再発見していく─。愛と驚きに満ちた感動作が誕生した。

おいしいワイルドストロベリー・ジャムの作り方、
ゆっくり眠れるおまじない、
人は死んだらどうなるのか、
そして、秘密のメッセージとは・・・
"魔女修行"が教えてくれたくさんのこと

中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす"西の魔女"のもとで過ごすことになった。西の魔女とはまいのママのママ、大好きなおばあちゃんから、「早寝早起き、食事をしっかりとって、よく運動すること」が、どんなに大事かを教わる。まいは戸惑いながらも、料理、掃除、洗濯、庭づくり・・・と、日々励んでいくが、実はその生活は、"魔女修行"の始まりだった。

ミラクルな愛が届く、幸福感に包まれたラスト

「私はもう学校には行かない。あそこは私に苦痛を与える場所でしかないの」まっすぐに生きているがゆえに、中学生にして周囲に合わせて生きることに身も心も疲れてしまった繊細な少女まい。生きて行くうえで、人はこんな風に疲れてしまうときがある。そんなとき、おばあちゃんのように、全身全霊で受け止めてくれる人がいたら、どんなに救われることだろう。人には、本来"幸せに生きる"活力が備わっており、楽しく毎日を暮らすことが出来るはずなのだ。

まいがおばあちゃんの暮らす家へ到着すると同時に、映画に観客もゆっくりと導入していく。おばあちゃんの魔女修行によって、"楽しく生きる"力を取り戻していくまい───ジャムを作ったり、草花を植えたり、星空を眺めたり、映画は祖母と活力を取り戻していく孫との日々の営みを丁寧に折り重ねていく。そこには、無条件にお互いを愛し合える、かけがえのない愛おしさが詰まっている。やがて観客はまいと一体となり、心と心の繋がりを、生きることの幸せを、そして愛に包まれる喜びを、自分に照応するだろう。"最後のメッセージ"はおばあちゃんからの溢れんばかりの愛を、まばゆいばかりの自然光で表現し、ミラクルな"愛が届く"視覚的空間をスクリーンに刻み込む。きっと、あなたの中にも"まい"はいる。観終わって、楽しく生きるヒントに気づいたとき、熱い涙が頬を伝うだろう。

ハートフルでワンダーな世界を誕生させたスタッフ・キャスト

本作の最高のセールス・ポイントは、フレッシュで個性的なキャスト。まず、主役のおばあちゃんに、彗星のごとく現れたサチ・パーカー。幼少時代を日本で暮らした経験を持つアメリカ人である彼女の清らかな日本語と、全身から溢れ出る温かさが、作品を優しさで包み込む。少女まいに期待の新人・高橋真悠。成長の過程で大きな壁にぶつかってしまう少女という難しい役どころを、凛とした眼差しで繊細に演じきる。さらに、まいのママに演技力抜群の人気女優りょう。パパに日本映画界に欠かせない大森南朋、郵便屋さんにヴェテランの高橋克実、ゲンジさん役に多才な木村祐一と、ユニークでヴァラエティに富んだメンバーが、ハートフルでワンダーな世界を作り上げる。

撮影は、2007年の初夏に、山梨県清里にて敢行された。長崎組の錚々たる匠たちが集結した。撮影監督はアメリカを拠点に活躍する渡部眞を迎え、照明は『BABEL』の和田雄二、録音は『誰も知らない』の弦巻裕。そして、素晴らしおばあちゃんの家と庭──その美術を監修するのは、『フラガール』の種田陽平、さらに種田が最も信頼する矢内京子がメインのアートディレクターを務める。音楽は映画初挑戦のトベタ・バジュン。そして、主題歌の手嶌 葵が澄明な歌声で映画のエンディングを感動的に謳いあげる。

「魔女が倒れた。もうダメみたい」
中学3年になって一ヶ月余りの少女まいに、突然の知らせが届く。
おばあちゃんの家へ向かう車の中でママから聞かされたおばあちゃんの訃報──。

"魔女"とはママのママ、英国人の祖母のこと。ママとまいだけの呼び名だ。

まいは2年前の日々へ想いを馳せる。

西の魔女が死んだ
<Story>

中学校へ入学して間もないあの頃、学校へ行くのが苦痛になってしまったまいは、ママの提案で、西の魔女のもとで過ごすことになった。

おばあちゃんの家系は魔女の血筋だと聞く。おばあちゃんのいう魔女とは、草木についての知恵や知識を代々受け継ぎ、物事の先を見通す不思議な能力を持つ人のこと。まいは自分も魔女になりたいと願い、魔女になるための修行を始める。"魔女修行"のはじまりだ。

おばあちゃんが課した修行とは、まいの予想に反し、早寝早起きし、食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をするという単純なこと。そしてもう一つ、「何事も自分で決める」ということだった。

草原でワイルド・ストロベリーを摘んでジャムをつくり、野菜やハーブを育て、昔ながらの智恵を活かす。それは、まいにとって、まったく新しい生活だった。風を受け、ふりそそぐ光を感じながら大自然の中で暮らす日々は、閉ざしていたまいの心を次第にとき解していく。

しかし、近所に住む謎の男ゲンジの言動が、まいの気持ちを逆撫し、心をかき乱す。どうしても彼を受け入れることができないまいは、ゲンジにも寛大に接するおばあちゃんを理解できず・・・。遂にある出来事がきっかけとなり、二人は心にわだかまりを残したまま、まいはおばあちゃんの家を去ることになってしまう。

山を越え、森を抜け、あのなつかしい魔女の家を久々に訪れたまい。そこには魔女が、静かに横たわっていた。いつも包み込むような、よき理解者であったおばあちゃんとの、あの不本意な別れが最後だったと知り、後悔で押し潰されそうになるまい。しかし、彼女を救ったのは、いつかのおばあちゃんとの"約束"だった。

「おばあちゃん、人は死んだらどうなるの?」「そうですね。おばあちゃんが信じていることを話しましょう。」

まいは死んだ西の魔女から、最後のメッセージをうけとる・・・・・・。

<Cast>

おばあちゃん:サチ・パーカー

1956年9月1日、アメリカ/カリフォルニア州ロサンジェルス出身。本名サチコ・パーカー。母親は、『愛と追憶の日々』(84/ジェームズ・L・ブルックス監督)でアカデミー主演女優賞を受賞した女優シャーリー・マクレーン。父親は、『青い目の蝶々さん』(62/ジャック・カーディフ監督)の製作者スティーブ・パーカー。両親共に親日家だったため、サチコと命名される。12歳まで日本で生活をしており、日本語が堪能。スチュワーデスをしていたが、母の影響で女優に。『バート・レイノルズのスティック』(85/バート・レイノルズ監督)で映画デビューし、以後『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85/ロバート・ゼメキス監督)、『ペギー・スーの結婚』(86/フランシス・フォード・コッポラ監督)、『悲しみよさようなら』(90/ジム・エイブラハムズ監督)などに出演。その他、TV・舞台でも活躍している。

まい:高橋真悠

1994年12月8日、宮城県出身。鈴木京香や本郷奏多を輩出した(株)仙台エス・オー・エス所属。仙台発信のダンス&ヴォーカルユニットSPLASH(スプラッシュ)のサブリーダーとしてCDデビューを果たし、CM、イベント、番組出演などで東北地方を中心に人気を博すほか、個人としてもCM出演やモデルとして活躍中。
本作で映画デビューとなるだけでなく、本格的な演技は今回が初めてにも関わらず、一人の少女の成長を熱演。大物女優の誕生である。

ママ:りょう

1973年1月17日生まれ、埼玉県出身。モデルとしてCMや雑誌で幅広い活動を行う。
「ロングバケーション」(96/CX)で女優デビューし、数多くのドラマに出演。そして、『双生児』(99/塚本晋也監督)で映画初出演を果たし、同年、高崎映画祭で主演女優賞を受賞。その後、『ディスタンス』(01/是枝裕和監督)、『害虫』(02/塩田明彦監督)、『Rock'n Roll Mishin』(02/行定勲監督)、『アカルイミライ』(03/黒沢清監督)、『ALIVE』(03/北村龍平監督)、『カナリア』(05/塩田明彦監督)、『クワイエットルームにようこそ』(07/松尾スズキ監督)など、日本を代表する気鋭たちの作品に次々と出演、国内随一のクール・ビューティーとともに実力派としての評価を高めている。

パパ:大森南朋

1972年2月19日、東京都生まれ。96年、市川準演出のCM出演をきっかけに、本格的に役者として活動。『殺し屋1』(01/三池崇史監督)『OUT』(02/平山秀幸監督)『Dolls』(02/北野武監督)などに出演した後、03年『ヴァイブレータ』(廣木隆一監督)他でヨコハマ映画祭助演男優賞、キネマ旬報日本映画助演男優賞を受賞した。その他の出演作に『アイデン&ティティ』(03/田口トモロヲ監督)『深呼吸の必要』(04/篠原哲雄監督)『ゲルマニウムの夜』(05/大森立嗣監督)『それでもボクはやってない』(07/周防正行監督)『蟲師』(07/大友克洋監督)など。また最近は、テレビドラマ「ハゲタカ」(07/NHK)で主演を演じ、放送文化基金賞「出演者賞」を受賞するなど、映画のみならずテレビ、CMなど幅広く活躍している。

郵便屋さん:高橋克実

1961年4月1日、新潟県出身。82年から俳優を目指し、舞台を中心に活動。テレビドラマ「ショムニ」(98/CX)の人事部長をコミカルに演じブレイク。「トリビアの泉」(03/CX)、テレビドラマ「拝啓、父上様」(07/CX)、「交渉人」(08/EX)、「フルスイング」(08/NHK)主演など、舞台、テレビ、映画と幅広く活躍する。また現在、ニッポン放送で毎週土曜8時から生放送のラジオパーソナリティーも担当。主な出演映画は、犬童一心監督作『いぬのえいが』(05)、李相日監督作『フラガール』(06)、井坂聡監督『象の背中』(07)など。

ゲンジ:木村祐一

1963年2月9日京都府生まれ。23歳でデビュー。お笑い芸人、放送作家としてだけではなく、料理家や執筆家としても活躍。読売テレビ「浜ちゃんと!」や日本テレビ「ラジかるッ」など、テレビ・雑誌でも多くのレギュラーを抱え、各方面でその多才ぶりを発揮している。近年では俳優としても活動し、是枝裕和監督作『誰もしらない』(04)、山崎貴監督作『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、西川美和監督作『ゆれる』(06)、山下敦弘監督作『松ヶ根乱射事件』(06)、是枝裕和監督作『花よりもなほ』(06)、井筒和幸監督作『パッチギ! LOVE&PEACE』(07)などの映画やテレビドラマに出演。独特の存在感を放つ演技で注目を浴びている。